変圧器のV 結線方式に関する記述として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。…
電力 第6問
変圧器のV 結線方式に関する記述として,誤っているものを次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。
- (1)同一の単相変圧器2 台を使用して三相平衡負荷に供給している場合,変圧器の利用率は√3/3 となる。
- (2)電灯動力共用方式の場合,共用変圧器には電灯と動力の電流が加わって流れるため,一般に動力専用変圧器の容量と比較して共用変圧器の容量の方が大きい。
- (3)単相変圧器2 台で三相が得られる。
- (4)同一の単相変圧器3 台をΔ結線とした場合と比較すると,供給することのできる電力は√3/3 倍となる。
- (5)単相変圧器を用いたΔ結線方式と比較して,変圧器の電柱への設置が簡素化できる。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
V 結線は、単相変圧器2台で三相を得る結線です。変圧器1台の容量を P とすると、V 結線で取り出せる三相の容量は √3P です。設備の容量は2台分の 2P なので、利用率は
√3P÷2P = √3/2 ≒ 0.866
です。「√3/3」は誤りです。
【ほかの選択肢】
(2) 電灯動力共用方式では、共用変圧器に電灯と動力の電流が
重なって流れるので、共用変圧器の容量を動力専用変圧器より大きくします。 正しい
(3) 単相変圧器2台で三相が得られます。 正しい
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(4) 同じ変圧器3台の Δ 結線では 3P が取り出せるので、
V 結線との比は √3P÷3P=√3/3(約0.577)です。 正しい
(5) 変圧器が2台で済むので、電柱への取り付けが簡単になります。 正しい
【見分け方】
「利用率 √3/2」と「Δ 結線に対する出力比 √3/3」を取り違えないようにします。
出典:令和8年度上期第三種電気主任技術者 電力科目 問6(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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