回路計(テスタ)に関する記述として,正しいものは。…
一般問題 第24問
回路計(テスタ)に関する記述として,正しいものは。
- イディジタル式は電池を内蔵しているが,アナログ式は電池を必要としない。
- ロ電路と大地間の抵抗測定を行った。その測定値は電路の絶縁抵抗値として使用してよい。
- ハ交流又は直流電圧を測定する場合は,あらかじめ想定される値の直近上位のレンジを選定して使用する。
- ニ抵抗を測定する場合の回路計の端子における出力電圧は,交流電圧である。
正答 ハ
正答は (3)。
【結論】
電圧を測るときは、あらかじめ想定される値の直近上位のレンジを選びます。
想定より低いレンジを選ぶと、針が振り切れて計器を壊します。逆に高すぎる
レンジでは針の振れが小さくなり、読み取りの精度が落ちます。想定値をすぐ
上回るレンジが、いちばん細かく読めて安全です。
【誤りの選択肢 (1)】
抵抗を測るには電流を流す必要があるため、アナログ式にも電池が要ります。
電圧や電流を測るだけなら電池は不要ですが、回路計には抵抗測定の機能があるので電池を内蔵しています。
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【誤りの選択肢 (2)】
回路計で測った電路と大地間の抵抗を、絶縁抵抗値として使うことはできません。
絶縁抵抗の測定には、直流250Vや500Vといった高い電圧をかける絶縁抵抗計を使います。回路計がかけるのは数ボルト程度で、絶縁物の状態を確かめるにはまったく足りません。
【誤りの選択肢 (4)】
抵抗を測るときに回路計の端子に出るのは、内蔵電池による直流電圧です。
交流ではありません。
【計器ごとの出力電圧】
回路計(抵抗測定) 内蔵電池による直流
絶縁抵抗計 直流(250V、500Vなど)
接地抵抗計 交流
接地抵抗計だけが交流です。大地には自然の電位差(地電圧)があり、直流を使うと分極も起こるため、交流でなければ正しく測れません。
出典:令和5年度上期第二種電気工事士学科試験 問24(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ
最終更新日
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