木造住宅の単相3 線式100/200 V 屋内配線工事で,不適切な工事方法は。ただし,使用する電線は600 V ビニル絶…

一般問題 第21問

木造住宅の単相3 線式100/200 V 屋内配線工事で,不適切な工事方法は。ただし,使用する電線は600 V ビニル絶縁電線,直径1.6 mm(軟銅線)とする。

正答 イ
正答は (1)。 【不適切な選択肢 (1)】 CD管は、合成樹脂製可とう電線管のうち自消性のないものです。燃え広がるおそれがあるため、施設できる場所が次のように限られています。  直接コンクリートに埋め込んで施設する場合  専用の不燃性または自消性のある難燃性の管もしくはダクトに収めて施設する場合 木造の床下や壁の内部、天井裏といった場所は、木材という燃えやすいものに囲まれたうえ、点検もしにくい場所です。ここへCD管をそのまま配管するのは認められません。よってこれが不適切な工事方法です。
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同じ合成樹脂製可とう電線管でもPF管は自消性があり、こうした場所にも使えます。現場でCD管がオレンジ色に着色されているのは、PF管と見分けをつけ、誤用を防ぐためです。 【正しい選択肢の確認】 (2) 合成樹脂管工事の管の支持点間の距離は1.5m以下と定められています(電気設備の技術基準の解釈 第158条)。1.0m としたのは基準を満たしており、適切です。 (3) 硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)どうしを同じ径でつなぐのはTSカップリングの役目です。接着剤を用いて接続する標準的な方法で、適切です。 (4) 金属管工事は、使用電圧や場所の条件による制限がほとんどなく、展開した場所でも、点検できる隠ぺい場所でも、点検できない隠ぺい場所でも使えます。乾燥しているか湿気が多いかも問いません。よって適切です。 【間違えやすい点】 CD管とPF管の違いは、自消性があるかないかの一点です。自消性とは、火が当たっても火元を離せば燃え続けない性質のことをいいます。CD管はコンクリート埋設が本来の用途で、木造部分にそのまま通す使い方はできません。名前が似ていて紛らわしいので、色(CD管はオレンジ色)とあわせて覚えておくと現場でも役に立ちます。

出典:令和8年度上期第二種電気工事士学科試験 問21(一般財団法人 電気技術者試験センター 公表)出典元ページ

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