運材索道の形式及び特徴に関するA~Dの記述で、適切でないもののみを全て挙げた組合せは次のうちどれか。…

機械集材装置及び運材索道に関する知識 第6問

運材索道の形式及び特徴に関するA~Dの記述で、適切でないもののみを全て挙げた組合せは次のうちどれか。A つるべ式索道は、2個の搬器をつるべ式に運転するもので、実搬器の速度が遅くなりやすく、搬器の誘導と制動が難しい。B 単線循環式索道は、架線設備が単純でワイヤロープの使用量が少ないので、中間支柱を設ける必要がなく、重量材の運搬に適している。C 返り線交走式索道は、主索と復索とを空搬器用と実搬器用に使い分ける方式で、荷を降ろした搬器を空搬器用の復索に掛け替えなければならないが、搬器を連送式とすることが可能である。D 半架線式索道は、返り線交走式から復索を省き、えい索に空搬器を掛けて代用するもので、ワイヤロープの使用量が増える。

正答 (1)
正答は (1)。A,B,D が適切でありません。 【適切でないもの】 A つるべ式索道は、荷の自重で走るため実搬器の速度が速く   なりやすいものです。「遅くなりやすく」が誤り。誘導と制動が難しいところは正しい記述です B 単線循環式索道は軽荷重の運搬に適しています。「重量材」   ではありません。また、中間支柱が要らないわけでもありません D 半架線式索道は、返り線交走式から復索を省くのですから、   ワイヤロープの使用量は減ります。「増える」が誤りです 【適切なもの】
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C 返り線交走式索道は、主索と復索とを空搬器用と実搬器用に   使い分ける方式で、荷を降ろした搬器を空搬器用の復索に掛け替えなければならないが、搬器を連送式とすることが可能 【つるべ式(交走式)】 2個の搬器を、井戸のつるべのように動かす 一方が下れば、もう一方が上がります。実搬器の重さで空搬器を引き上げるので動力が要りませんが、そのぶん速度が出やすく、止めるのに力が要ります。だから誘導と制動が難しいのです。速度が遅いのに制動が難しいのでは、理屈が合いません。 【Dが理屈で分かるわけ】 省けば減る 復索を省いてえい索で代用するのですから、索の本数は減ります。「省く」と「増える」が同じ文の中で矛盾しています。 【単線循環式】 一本の索を輪にして回す 設備が単純で索も少なくて済みますが、軽い荷向きです。一本の索で荷を支えながら走らせるので、大きな荷重には耐えられません。簡単なものほど軽い荷、というのは自然な話です。 【返り線交走式】 主索と復索を、実搬器用と空搬器用に使い分ける 荷を降ろしたら、搬器を空搬器用の索へ掛け替えます。手間はかかりますが、連送式にできるので、たくさん運べます。

出典:林業架線作業主任者 2023年上半期実施分(2023年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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