生命保険の保険料等の一般的な仕組みに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。…
リスク管理 (11)
生命保険の保険料等の一般的な仕組みに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- (1)収支相等の原則は、保険会社が受け取る保険料等の総額が、保険会社が支払う保険金等の総額と等しくなるように保険料を算定する原則をいう。
- (2)保険料のうち、将来の保険金等の支払財源となる純保険料は、予定死亡率に基づいて計算され、保険会社が保険契約を維持・管理していくために必要な経費等の財源となる付加保険料は、予定利率および予定事業費率に基づいて計算される。
- (3)終身保険について、保険料の算定に用いられる予定利率が引き上げられた場合、新規契約の保険料は安くなる。
- (4)保険会社が実際に要した事業費が、保険料を算定する際に見込んでいた事業費よりも少なかった場合、費差益が生じる。
正答 (2)
正答は (2)。これが最も不適切です。
保険料は純保険料と付加保険料からなります。純保険料(将来の保険金の支払財源)は「予定死亡率と予定利率」、付加保険料(契約の維持・管理の経費)は「予定事業費率」にもとづいて計算します。選択肢は予定利率を付加保険料の側に入れていて誤りです。
純保険料 予定死亡率・予定利率
付加保険料 予定事業費率
【ほかの選択肢】
(1) 収支相等の原則は、保険会社が受け取る保険料(と運用益)の総額と、支払う保険金等(と経費)の総額が等しくなるように保険料を定める原則です。 適切
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(3) 予定利率を引き上げると、運用益で保険料を割り引く分が大きくなるので、新規契約の保険料は安くなります。 適切
(4) 実際の事業費が予定より少なければ費差益が生じます。 適切
【3つの利源】
死差益 実際の死亡率が予定死亡率より低い
利差益 実際の運用利回りが予定利率より高い
費差益 実際の事業費が予定事業費より少ない
出典:一般社団法人金融財政事情研究会 ファイナンシャル・プランニング技能検定 2級学科試験 2023年5月 (11)出典元ページ
最終更新日
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