単一エネルギーの細いガンマ線束が物体を透過するときの減弱に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…

ガンマ線照射装置に関する知識 第25問

単一エネルギーの細いガンマ線束が物体を透過するときの減弱に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。 1/10価層 H と半価層 h の関係は、 H =(10の自然対数 ÷ 2の自然対数) × h   =(2.30 ÷ 0.69) × h = 約3.32 × h 選択肢の式は、分子と分母が入れ替わっています。 【確かめ方】 半分にするより、10分の1にするほうが厚くしなければならない H > h でなければおかしいのです。選択肢の式では h の0.3倍になってしまい、10分の1にするほうが薄くて済むことになります。 【ほかの選択肢】
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(2) 透過する物体が同じ場合、ガンマ線のエネルギーが高くなる   ほど線減弱係数の値は小さくなる       正しい (3) 半価層 h と減弱係数 μ の間には、μh = 2の自然対数   (=0.693)の関係がある           正しい (4) 半価層の値は、ガンマ線の線量率が高くなっても変化しない                           正しい (5) アルミニウム板の半価層は、鉛板の半価層より大きい 正しい 【減弱係数と半価層】 μh = 0.693  → h = 0.693 ÷ μ μ が大きい(減りやすい)ほど、半価層は小さくなります。反比例の関係です。 【エネルギーが高いと】 物質を通り抜けやすい → 減弱係数が小さい            → 半価層が大きい 【線量率と無関係】 半価層は、物質とエネルギーで決まる定数 強い線源でも弱い線源でも、同じ厚さで半分になります。 【アルミニウムと鉛】 鉛は密度が大きく原子番号も大きい → よく遮蔽する 同じ効果を得るのに、アルミニウムでは厚さがずっと要ります。

出典:ガンマ線透過写真撮影作業主任者 2025年上半期実施分(2025年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

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