空気をゲージ圧力0.2MPaに加圧したとき、窒素の分圧(絶対圧力)に最も近いものは次のうちどれか。…

高気圧障害 第21問

空気をゲージ圧力0.2MPaに加圧したとき、窒素の分圧(絶対圧力)に最も近いものは次のうちどれか。

正答 (4)
正答は (4)。約0.24MPa です。 【ゲージ圧力を絶対圧力に直す】 絶対圧力 = ゲージ圧力 + 大気圧(0.1MPa) 0.2 + 0.1 = 0.3MPa(絶対圧力) 【窒素の分圧】 空気中の窒素の割合は約79%(0.79) 0.3 × 0.79 = 0.237MPa ≒ 0.24MPa 【解く順序】 ① ゲージ圧力に0.1を足して絶対圧力にする ② 窒素の割合(0.79)を掛ける 【なぜ絶対圧力で計算するのか】 分圧は、そこに実際にある気体の圧力
解説の続きをみる続きを閉じる
ゲージ圧力は「大気圧より何MPa高いか」を示すもので、大気圧の分が抜けています。気体の量を考えるときは、大気圧の分も含めた絶対圧力を使わなければなりません。 【空気の組成】 窒素   約78~79% 酸素   約21% そのほか 約1% 計算では、窒素0.79、酸素0.21として扱います。 【酸素分圧なら】 0.3 × 0.21 = 0.063MPa = 63kPa 法令では、酸素分圧を18kPa以上160kPa以下と定めています。この条件は範囲内です。 【ほかの選択肢がどこから来るか】 (1) 0.08 → 0.1 × 0.79 (大気圧だけの窒素分圧) (2) 0.16 → 0.2 × 0.79 (ゲージ圧のまま掛けた値) (3) 0.20 → ゲージ圧そのもの (5) 0.32 → 0.4 × 0.79 (大気圧を0.2と誤った値) (2)が最もありがちな誤りです。ゲージ圧力に直接0.79を掛けてしまうと、大気圧の分の窒素が抜け落ちます。 【比率は変わらない】 高圧下でも、空気全体に対する窒素の比率は変わらない 変わるのは分圧のほうで、その場所の圧力に応じて上がります。

出典:高圧室内作業主任者 2025年下半期実施分(2026年4月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ

この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。内容について、安全衛生技術試験協会へのお問い合わせはできません。

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「高気圧障害」のほかの問題

  1. 2024年上半期(2024年10月公表) 第21問流体の性質、圧力、温度等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  2. 2024年上半期(2024年10月公表) 第29問高気圧下での作業環境、高気圧作業に伴う人体への影響等に関する次の記述のうち、誤っているも
  3. 2024年下半期(2025年4月公表) 第27問減圧症に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  4. 2025年上半期(2025年10月公表) 第25問窒素及び窒素酔いに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  5. 2023年上半期(2023年10月公表) 第23問ヘリウム及び窒素に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  6. 2023年下半期(2024年4月公表) 第21問大気圧下で10Lの空気を注入したゴム風船がある。このゴム風船を0.15MPa(ゲージ圧力

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク