流体の性質、圧力、温度等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
高気圧障害 第21問
流体の性質、圧力、温度等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)体積が一定の場合、気体の圧力は絶対温度に比例する。
- (2)100kPaは、0.1MPaである。
- (3)体積分率5%の二酸化炭素は、5000ppmである。
- (4)0℃は、絶対温度では約273Kである。
- (5)流体に加えられた圧力は流体のあらゆる部分に均等に伝達される。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
体積分率5%の二酸化炭素は、50000ppmです。「5000ppm」では一桁足りません。
【ppmへの換算】
1% = 10000ppm
5% × 10000 = 50000ppm
ppmは100万分の1、%は100分の1
→ 1% = 10000/1000000 = 10000ppm
【紛らわしい組合せ】
0.5% = 5000ppm
5% = 50000ppm
→ 5000ppmになるのは0.5%のほう
この設問は、その一桁の違いを問うています。
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【ほかの選択肢】
(1) 体積が一定の場合、気体の圧力は絶対温度に比例する正しい
(2) 100kPaは、0.1MPaである 正しい
(4) 0℃は、絶対温度では約273K 正しい
(5) 流体に加えられた圧力は流体のあらゆる部分に均等に伝達される(パスカルの原理) 正しい
【絶対温度】
K = ℃ + 273
0 + 273 = 273K
【単位の換算】
1MPa = 1000kPa
→ 100kPa = 0.1MPa
大気圧(約101.3kPa)は、計算では0.1MPaとして扱います。
【パスカルの原理】
流体に加えた圧力は、あらゆる方向へ均等に伝わる
作業室に送った空気の圧力は、天井にも、壁にも、底面にも同じ大きさでかかります。空気圧が沈下を妨げる上向きの力になるのも、この原理によります。
【三つの法則】
ボイル 温度一定 体積と圧力は反比例
シャルル 圧力一定 体積は絶対温度に比例
体積一定 圧力は絶対温度に比例((1)の形)
ヘンリー 溶解量は分圧に比例
(1)は、シャルルの法則を圧力の形で述べたものです。密閉した容器を温めれば圧力が上がる、という関係です。
出典:高圧室内作業主任者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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