A さん(35 歳、女性)は結婚を機に実家から隣のB 市に移り、B 市で夫と長女(5 か月)と暮らしている。A さんは長…
午前 第43問
A さん(35 歳、女性)は結婚を機に実家から隣のB 市に移り、B 市で夫と長女(5 か月)と暮らしている。A さんは長女を連れ、B 市が実施する乳児相談会に参加した。月に1 回開催されている乳児相談会では、乳児の身長・体重測定および相談や参加者との交流を行っており、長女は順調に成長している。A さんは「学生時代に親戚の子どもに接した経験が少しあるだけで、初めての育児に不安があります」と話し、表情がさえない。保健師がA さんに話を聞くと、A さんは母親の手料理と手作りのおやつを食べて育ち、離乳食づくりに自信がなく、育児を楽しめていないことが分かった。2 か月後の乳児相談会に参加したA さんは「離乳食が順調に進んでいる」と笑顔で話した。一方で、「これからも子どもの成長とともに、不安なことが出てきそう。もともと友達づくりが苦手な性格で、今も相談できる友達がいない」と話した。保健師がA さんに勧める内容で適切なのはどれか。
- (1)子育て支援センターの利用
- (2)乳児相談会への参加の継続
- (3)保健師による電話相談の利用
- (4)近所の乳幼児が遊べる公園の利用
正答 (1)
正答は (1)。子育て支援センターの利用を勧めます。
子育て支援センター(地域子育て支援拠点)は、乳幼児と親が気軽に集まって交流できる常設の場で、子育ての相談や情報の提供も受けられます。いつでも行ける場所で、同じ年ごろの子をもつ親と少しずつ顔なじみになれるため、友達づくりが苦手で相談相手のいない A さんが、これから先も頼れるつながりをつくるのに合っています。
【ほかの選択肢】
(2) 乳児相談会への参加の継続 月1回で、乳児期に限られる。継続はよいが、日ごろの仲間づくりや子どもの成長に合わせた相談の場としては足りない 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 保健師による電話相談の利用 不安の相談はできるが、保健師との1対1の関係で、親どうしのつながりはできない 誤り
(4) 近所の公園の利用 出会いの機会はあるが、友達づくりが苦手な A さんが自分から関係をつくるのは難しく、相談の場にもならない 誤り
出典:2023年(令和5年) 保健師国家試験 問43(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午前」のほかの問題
- 2024年(令和6年) 第42問A 市には高度経済成長期に建設された100 戸ほどの集合住宅がある。急な坂の上にあり、近
- 2025年(令和7年) 第5問市町村保健師が行う地区活動で適切なのはどれか。
- 2025年(令和7年) 第23問1 歳6 か月児健康診査において、児の標準的な発達を確認するための質問で適切なのはどれか
- 2025年(令和7年) 第42問A 市は人口25 万人、高齢化率31.4 % の中核市で、国民健康保険の加入者(被保険者
- 2024年(令和6年) 第5問健康段階別保健行動とその内容の組合せで正しいのはどれか。
- 2024年(令和6年) 第23問特定健康診査の基本的な項目はどれか。
スポンサーリンク

