放射性核種の分離法について正しいのはどれか。…
午前 第3問
放射性核種の分離法について正しいのはどれか。
- (1)電気泳動法では加熱を行う。
- (2)ペーパークロマトグラフィではRf 値を比較する。
- (3)薄層クロマトグラフィでは移動相でキャリアガスを用いる。
- (4)共沈法では不要な放射性核種を沈殿させるために捕集剤を用いる。
- (5)イオン交換クロマトグラフィでは分離のスピードを上げるためにポンプを用いる。
正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。
ペーパークロマトグラフィでは、原点から溶媒の先端までの距離に対する、物質のスポットが移動した距離の比を Rf 値として求めます。Rf 値は物質と展開条件によって決まるので、標準物質の Rf 値と比べて物質を同定したり、放射化学的純度を調べたりします。
【ほかの選択肢】
(1) 電気泳動法は、電圧をかけて荷電した物質を移動させて分ける方法です。加熱は行いません 誤り
(3) 薄層クロマトグラフィの移動相は溶媒(液体)です。キャリアガスを使うのはガスクロマトグラフィです 誤り
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(4) 共沈法の捕集剤(担体)は、目的とする微量の放射性核種を沈殿に取り込んで集めるために加えます。不要な核種を沈殿させるためのものではありません 誤り
(5) 放射化学で行うイオン交換分離は、カラムに試料を通して溶離液を流す方法で、ポンプは必須ではありません。ポンプで高圧送液するのは高速液体クロマトグラフィ(HPLC)の特徴です 誤り
【Rf 値】
Rf = スポットの移動距離 ÷ 溶媒先端の移動距離
(0〜1 の値)
出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問3(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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