通常分割照射における放射線障害のしきい値が最も低いのはどれか。…

午前 第68問

通常分割照射における放射線障害のしきい値が最も低いのはどれか。

正答 (3)
正答は (3)。しきい値が最も低いのは白内障です。 水晶体は放射線に弱い組織で、通常分割照射での耐容線量の目安(Emami らの TD5/5、臓器全体を照射した場合)は約10 Gy です。選択肢の中で最も低い値です。 【耐容線量の目安(TD5/5、全体照射)】 水晶体(白内障)      約10 Gy 肺(間質性肺炎)      約17.5 Gy 肝臓(肝不全)       約30 Gy 小腸(閉塞・穿孔)     約40 Gy 脳(壊死・梗塞)      約45 Gy
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【ほかの選択肢】 (1) 肝不全   約30 Gy 誤り (2) 脳梗塞   約45 Gy 誤り (4) 小腸穿孔  約40 Gy 誤り (5) 間質性肺炎 約17.5 Gy 誤り 【関連】 ICRP は2011年に、水晶体の白内障のしきい値を約0.5 Gy に引き下げました。職業被ばくの水晶体の等価線量限度も下がり、日本の法令でも2021年から5年平均で年20 mSv(どの1年も50 mSv 以下)になっています。

出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問68(厚生労働省 公表)出典元ページ

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