SPECT による局所脳血流定量で正しいのはどれか。…
午前 第30問
SPECT による局所脳血流定量で正しいのはどれか。
- (1)定量値は灰白質より白質が高い。
- (2)¹²³I-IMP を用いた定量法はない。
- (3)アセタゾラミド負荷により定量値は低下する。
- (4)部分容積効果により定量値は過小評価される。
- (5)パトラックプロット法では動脈採血を必要とする。
正答 (4)
正答は (4)。部分容積効果により定量値は過小評価されます。
SPECT の空間分解能は 1 cm 前後と低いため、皮質のような薄い構造では、周りの血流の低い組織(白質や脳脊髄液)の値と平均され、本来の値より低く出ます。これが部分容積効果です。特に萎縮のある脳では過小評価が目立ちます。
【ほかの選択肢】
(1) 脳血流は灰白質の方が白質より高い(およそ2倍以上)。誤り
(2) ¹²³I-IMP にはマイクロスフェア法や ARG 法など、動脈採血を用いる定量法がある。誤り
(3) アセタゾラミドは脳血管を拡張させ、正常な部位の血流は増加する。脳血管の予備能を調べる負荷に使う。誤り
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(5) パトラックプロット法(⁹⁹ᵐTc-ECD・HMPAO で使う方法)は、大動脈弓などに置いた ROI のカウントを入力関数として使う非侵襲的な方法で、動脈採血を必要としない。誤り
出典:2024年(令和6年) 診療放射線技師国家試験 問30(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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