図に標本化間隔0.1 mm のCR システムを用いてエッジをわずかに傾斜させて計測したプリサンプルドMTF を示す。この…

午前 第94問

図に標本化間隔0.1 mm のCR システムを用いてエッジをわずかに傾斜させて計測したプリサンプルドMTF を示す。このCR システムの4 cycles/mm のデジタルMTF 値に最も近いのはどれか。

診療放射線技師 2023年(令和5年) 第94問の図
正答 (2) または (3) または (4) または (5)
正答は (2)、(3)、(4) または (5)。どれを選んでも正解とされました。 【考え方】 標本化間隔0.1 mm なので、標本化周波数は10 cycles/mm、ナイキスト周波数は5 cycles/mm です。4 cycles/mm のデジタル MTF には、10 - 4 = 6 cycles/mm の成分が折り返して(エイリアシングで)重なります。 【図の読み】 プリサンプルド MTF は、4 cycles/mm で約0.35、6 cycles/mm で約0.15 です。 【デジタル MTF の範囲】
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折り返し成分がどう重なるかは、被写体と画素の位置関係(標本化の位相)で変わります。 最も小さいとき:0.35 - 0.15 = 0.20 最も大きいとき:0.35 + 0.15 = 0.50 デジタル MTF は位相によって0.20〜0.50 の間の値をとり、一つに決まりません。0.22、0.35、0.46、0.50 はいずれもこの範囲に入るので、 (2)〜(5)のどれも正解として扱われたと考えられます。 【ほかの選択肢】 (1) 0.15 6 cycles/mm のプリサンプルド MTF の値で、範囲(0.20〜0.50)の外 誤り 【用語】 プリサンプルド MTF は標本化の前の(アナログの)解像特性で、エッジをわずかに傾けて細かく標本化して求めます。デジタル MTF は標本化の影響を含めた特性です。

出典:2023年(令和5年) 診療放射線技師国家試験 問94(厚生労働省 公表)出典元ページ

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