同一患者で同日に施行した2 回目のCT で、撮影条件の違いによって脾臓のCT値が異なっていた。原因で考えられるのはどれか…

午後 第11問

同一患者で同日に施行した2 回目のCT で、撮影条件の違いによって脾臓のCT値が異なっていた。原因で考えられるのはどれか。2 つ選べ。

正答 (1)(5)
正答は (1)と(5)。 CT 値は、そのボクセルの線減弱係数を水と比べた値です。 (1) 管電圧を下げると X線の実効エネルギーが下がり、組織の線減弱係数と水との比が変わるため、CT 値が変わります。造影剤(ヨード)を含む組織では、管電圧を下げると CT 値が高くなります。 (5) ビームハードニング補正は、X線が被写体を通る間に硬くなって減弱係数が小さく見える影響を補正する処理です。これを外すと、場所によって CT 値が低く出る(カッピングなど)ため、値が変わります。 【ほかの選択肢】
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(2) ヘリカルピッチ、(3) 回転速度、(4) 目標 SD は、線量(mAs)を変えて画像の雑音(SD)を変えるもので、CT 値の平均値は基本的には変わらない。誤り 【ポイント】 CT 値を変える:管電圧(実効エネルギー)、ビームハードニング  補正、再構成の補正 雑音(SD)を変える:管電流、回転速度、ピッチ、スライス厚

出典:2024年(令和6年) 診療放射線技師国家試験 問11(厚生労働省 公表)出典元ページ

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