細胞外液性ガドリニウム造影剤で正しいのはどれか。…
午後 第17問
細胞外液性ガドリニウム造影剤で正しいのはどれか。
- (1)経口投与する。
- (2)鉄を含有している。
- (3)T₁緩和時間短縮効果がある。
- (4)高齢者への投与は禁忌である。
- (5)肝細胞に特異的に取り込まれる。
正答 (3)
正答は (3)。細胞外液性ガドリニウム造影剤には T₁ 緩和時間の短縮効果があります。
ガドリニウムは不対電子を7個もつ常磁性の金属で、周りの水の水素原子核の緩和を速めます。造影剤が分布した部位では T₁ が短くなり、T₁強調像で高信号になります(T₂ も短縮しますが、臨床で使う濃度では主に T₁ の短縮を利用します)。
【ほかの選択肢】
(1) 静脈内に注射して使う。経口投与ではない。誤り
(2) 含んでいるのはガドリニウム。鉄を含むのは SPIO(超常磁性酸化鉄)製剤。誤り
(4) 高齢者への投与は禁忌ではない。腎機能が低下している人では腎性全身性線維症(NSF)に注意が必要。誤り
(5) 肝細胞に取り込まれるのは Gd-EOB-DTPA などの肝細胞特異性造影剤。細胞外液性造影剤は血管内と細胞外の間質に分布し、腎から排泄される。誤り
出典:2024年(令和6年) 診療放射線技師国家試験 問17(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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