CT で右肺上葉に直径2.5 cm の腫瘍が認められ読影レポートに「臓側胸膜とわずかに接している」とのコメントがあった。…

午前 第40問

CT で右肺上葉に直径2.5 cm の腫瘍が認められ読影レポートに「臓側胸膜とわずかに接している」とのコメントがあった。その後、病理検査で肺癌と診断がつき病期診断が必要となった。臓側胸膜浸潤の有無で国際対がん連合〈UICC〉のT 分類が異なる(臓側胸膜浸潤なしの場合T1、ありの場合T2)。他に転移がない場合この患者のTNM 分類で正しいのはどれか。

正答 (2)
正答は (2)。cT1N0M0 です。 【考え方】 ① 治療前の情報(画像検査・生検など)で決めるのは臨床分類で、記号に c を付けます。病理検査で肺癌と診断がついても、手術で切除した標本による分類ではないので p は付けません。 ② TNM 分類の決まりとして、どちらの分類にするか迷うとき(確実でないとき)は、低い方(進行度の軽い方)に分類します。「臓側胸膜とわずかに接している」だけでは浸潤ありと確定できないので、浸潤なしの T1 とします。 ③ 他に転移がないので N0、M0 です。
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したがって cT1N0M0 となります。 【ほかの選択肢】 (1) 判定不能:迷う場合の決まりがあるので判定できる。誤り (3) pT1N0M0、(5) pT2N0M0:手術標本による病理学的分類ではない。誤り (4) cT2N0M0:迷う場合は低い方を選ぶので T2 にはしない。誤り

出典:2024年(令和6年) 診療放射線技師国家試験 問40(厚生労働省 公表)出典元ページ

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