X 線CT で正しいのはどれか。…
午前 第74問
X 線CT で正しいのはどれか。
- (1)DLP の単位はmGy である。
- (2)管電圧が低くなるほどノイズは低下する。
- (3)ピッチ係数を大きくすると撮影時間は長くなる。
- (4)管電圧が低くなるほど造影領域のCT 値は低下する。
- (5)dual energy CT を用いて仮想単色X 線画像を作成できる。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
dual energy CT は、2種類の管電圧(エネルギー)で撮ったデータから、物質の分解を行い、ある1つのエネルギー(たとえば 70 keV)の単色 X 線で撮ったと仮定した画像(仮想単色 X 線画像)を作ることができます。低い keV の画像ではヨード造影剤のコントラストが上がり、高い keV の画像では金属アーチファクトやビームハードニングが減ります。
【ほかの選択肢】
(1) DLP の単位は mGy DLP(線量長さ積)は CTDIvol に撮影の長さをかけたもので、単位は mGy·cm です 誤り
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(2) 管電圧が低いほどノイズは低下 管電圧を下げると、検出器に届く X 線の光子が減るので、同じ管電流ではノイズは増えます 誤り
(3) ピッチ係数を大きくすると撮影時間は長くなる1回転で進む距離が増えるので、撮影時間は短くなります 誤り
(4) 管電圧が低いほど造影領域の CT 値は低下 X 線のエネルギーがヨードの K 吸収端(約33 keV)に近づくので、造影された部分の CT 値は上がります 誤り
【関連する用語】
CTDIvol(mGy)― 1回転あたりの平均の線量の指標
DLP(mGy·cm)= CTDIvol × 撮影の長さ
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問74(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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