頭部正面撮影で前後位と比較した後前位の利点はどれか。…
午前 第83問
頭部正面撮影で前後位と比較した後前位の利点はどれか。
- (1)顔面骨が拡大される。
- (2)入射点が観察しやすい。
- (3)位置合わせが容易である。
- (4)水晶体の被ばくが軽減される。
- (5)被検者が姿勢を維持しやすい。
正答 (4)
正答は (4)。後前位は水晶体の被ばくが少なくなります。
頭部の後前位(PA)では、X線は後頭部から入り、顔面側に置いた検出器へ抜けます。水晶体は X線の出口側にあるため、入口側にある前後位(AP)より水晶体の線量がずっと小さくなります。
【ほかの選択肢】
(1) 後前位では顔面が検出器に近いので、顔面骨の拡大は小さく、ぼけも少ない。拡大されるのは前後位。誤り
(2) 入射点(後頭部)は見えにくい。顔側から入る前後位の方が入射点を確かめやすい。誤り
(3) 顔を検出器に向けるため、基準線の確認がしにくく、位置合わせは前後位より容易とはいえない。誤り
(5) 前後位は仰臥位で行えるので、重症の人でも姿勢を保ちやすい。後前位は腹臥位か座位で顔を検出器に付けるので負担がある。誤り
出典:2024年(令和6年) 診療放射線技師国家試験 問83(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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