脳SPECT で正しいのはどれか。…
午前 第16問
脳SPECT で正しいのはどれか。
- (1)¹²³I-IMP は主に線条体に集積する。
- (2)¹²³I-イオマゼニルは大脳白質に集積する。
- (3)¹²³I-イオフルパンは投与後速やかに撮影する。
- (4)⁹⁹ᵐTc-HMPAO は標識後数時間は安定である。
- (5)⁹⁹ᵐTc-ECD は高血流域で血流量を過小評価する。
正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。
⁹⁹ᵐTc-ECD は脳血流に応じて脳に取り込まれますが、血流が多い所では、取り込みの割合(初回循環での抽出率)が頭打ちになったり、いったん入った薬剤が血中へ戻ったりするため、集積が血流の増え方に比例しなくなります。その結果、高血流域では血流量を実際より低く(過小に)評価します。
【ほかの選択肢】
(1) ¹²³I-IMP は主に線条体に集積 IMP は脳血流製剤で、血流に応じて大脳皮質などに分布します。線条体に集まるのはドパミントランスポータを見るイオフルパンです 誤り
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(2) ¹²³I-イオマゼニルは大脳白質に集積 中枢性ベンゾジアゼピン受容体に結合し、神経細胞の多い大脳皮質(灰白質)に集まります 誤り
(3) ¹²³I-イオフルパンは投与後速やかに撮影 線条体への集積を待つため、投与後3〜6時間で撮影します 誤り
(4) ⁹⁹ᵐTc-HMPAO は標識後数時間安定 標識した後の安定性が低く、標識後は短時間(30分以内)で使う必要があります 誤り
【製剤と見るもの】
IMP・HMPAO・ECD ― 脳血流
イオマゼニル ― ベンゾジアゼピン受容体(てんかんの焦点)
イオフルパン ― ドパミントランスポータ(パーキンソン症候群)
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問16(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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