脳血流SPECT データ解析で正しいのはどれか。…
午後 第14問
脳血流SPECT データ解析で正しいのはどれか。
- (1)統計学的画像解析では灰白質体積を評価する。
- (2)パトラックプロット法では採血は不要である。
- (3)統計学的画像解析では手動で関心領域を設定する。
- (4)Z スコアの算出にはダイナミック画像が必要である。
- (5)コンパートメント解析はスタティック画像で行われる。
正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。
パトラックプロット法は、⁹⁹ᵐTc-ECD や ⁹⁹ᵐTc-HMPAO の投与直後から大動脈弓と脳を連続して撮像し(ダイナミック収集)、大動脈弓の時間放射能曲線を入力関数の代わりに使って脳血流量を求める方法です。動脈の採血をしないで定量できる(非侵襲的な)方法です。
【ほかの選択肢】
(1) 統計学的画像解析では灰白質体積を評価 3D-SSP やeZIS などの統計学的画像解析は、正常のデータベースと比べて血流(集積)の低下を評価します。灰白質の体積を評価するのは MRI の画像解析(VSRAD など)です 誤り
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(3) 手動で関心領域を設定 脳の形を標準の脳に合わせる解剖学的標準化を自動で行い、画素ごとに比べるので、検者による手動の関心領域の設定はいりません 誤り
(4) Z スコアの算出にはダイナミック画像が必要 Z スコアはスタティック画像を正常のデータベースと比べて求めます 誤り
(5) コンパートメント解析はスタティック画像で行うコンパートメント解析は、薬剤の時間による変化を解析するので、ダイナミック画像(と入力関数)が必要です 誤り
【Z スコア】
Z =(正常群の平均 - 患者の値)/ 正常群の標準偏差
値が大きいほど、正常より集積が低いことを表します。
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問14(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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