温熱療法で正しいのはどれか。…
午後 第59問
温熱療法で正しいのはどれか。
- (1)pH が高いほど効果が高い。
- (2)連日の加温で感受性が上昇する。
- (3)43 ℃よりも45 ℃の方が効果が高い。
- (4)現在、我が国で実施している施設はない。
- (5)細胞周期の中ではG₁期で効果が最も高い。
正答 (3)
正答は (3)。正しいのはこれです。
温熱療法(ハイパーサーミア)では、腫瘍を加温して細胞を傷つけます。細胞を殺す効果は、およそ 42.5〜43 ℃を超えると急に強くなり、温度が高いほど大きくなります。そのため、43 ℃より 45 ℃の方が効果は高くなります。
【ほかの選択肢】
(1) pH が高いほど効果が高い 腫瘍の中の酸性(pH の低い)で酸素の少ない環境の細胞ほど、熱に弱くなります 誤り
(2) 連日の加温で感受性が上昇する 加温の後しばらくは熱に強くなる温熱耐性が生じるので、連日ではなく、週に1〜2回の間隔をあけて加温します 誤り
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(4) 我が国で実施している施設はない 日本でも温熱療法は保険診療として行われており、実施している施設があります 誤り
(5) G₁期で効果が最も高い 放射線に強い S 期の細胞が熱には弱いとされます。このため放射線と組み合わせると効果を補い合えます 誤り
【放射線と温熱の比べ方】
放射線に強い ― 酸素の少ない細胞、低い pH、S 期
これらはいずれも温熱に弱いとされます。
出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問59(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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