胸部X 線撮影で遠距離撮影を行う理由はどれか。…

午後 第87問

胸部X 線撮影で遠距離撮影を行う理由はどれか。

正答 (4)
正答は (4)。遠距離撮影を行う理由は、心臓陰影の拡大を抑えるためです。 胸部の正面撮影は、焦点と検出器の距離を 150〜200 cm 程度と長くとり、立位の PA 方向(背中から胸へ)で撮ります。心臓は胸の前の方にありますが、X 線の焦点が遠いほど X 線が平行に近くなり、検出器から離れた構造の拡大が小さくなります。これにより、心臓の大きさ(心胸郭比)をより正しく評価できます。幾何学的なぼけも小さくなります。 【ほかの選択肢】 (1) 散乱線の減少 散乱線の量は距離では大きくは変わりません。散乱線はグリッドなどで除きます 誤り
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(2) 肩甲骨陰影の消失 肩甲骨を肺野から外すのは、両手を腰に当てて肩を前に出す体位の工夫です 誤り (3) 呼吸停止時間の短縮 距離が長いほど必要な X 線量が増え、撮影時間はむしろ長くなりやすくなります 誤り (5) 画像コントラストの向上 距離はコントラストを上げる理由ではありません 誤り

出典:2025年(令和7年) 診療放射線技師国家試験 問87(厚生労働省 公表)出典元ページ

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