神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。…
労働生理 第41問
神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)神経細胞の細胞体が集合しているところを、中枢神経系では神経節といい、末梢神経系では神経核という。
- (2)小脳は、随意運動、平衡機能などの調整に関与しており、小脳が侵されると運動失調が生じる。
- (3)体性神経には感覚器官からの情報を中枢に伝える感覚神経と、中枢からの命令を運動器官に伝える運動神経がある。
- (4)自律神経系は、内臓、血管、腺などの不随意筋に広く分布し、各種臓器の消化、呼吸、循環などの機能を意志とは関係なく調節している。
- (5)交感神経と副交感神経は、同一器官に分布していても、その作用はほぼ正反対であり、例えば、交感神経は心拍数を増加し、消化管の運動を抑制するが、副交感神経は心拍数を減少し、消化管の運動を亢進する。
正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。
中枢神経系で細胞体が集まっているところを神経核、末梢神経系で集まっているところを神経節といいます。設問は二つを入れ替えています。
【覚え方】
中枢 → 核(中心という字のつながり)
末梢 → 節(枝の途中のふくらみ)
中枢は体の中心なので「核」、末梢は枝分かれした先なので節目の「節」と結びつけると間違えにくくなります。
【ほかの選択肢】
(2) 小脳は随意運動、平衡機能などの調整に関わり、
侵されると運動失調が生じる 正しい
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(3) 体性神経には感覚神経と運動神経がある
正しい
(4) 自律神経系は不随意筋に広く分布し、意志とは関係なく
調節している 正しい
(5) 交感神経は心拍数を増やし消化管の運動を抑制、
副交感神経は心拍数を減らし消化管の運動を亢進
正しい
【神経系の分かれ方】
中枢神経系 脳 脊髄
末梢神経系
体性神経 感覚神経 運動神経
自律神経 交感神経 副交感神経
【交感神経と副交感神経】
交感神経 体を活動させる向き
心拍数を増やす、血圧を上げる、消化管の運動を抑える
副交感神経 体を休ませる向き
心拍数を減らす、消化管の運動を高める
消化だけは向きが逆になります。走って逃げるときに食べ物を消化している場合ではない、と考えると筋が通ります。
出典:第一種衛生管理者 2024年上半期実施分(2024年10月掲載/公益財団法人 安全衛生技術試験協会 公表試験問題)出典元ページ
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最終更新日
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