疾患と治療薬の組合せで正しいのはどれか。…
F問題 第6問
疾患と治療薬の組合せで正しいのはどれか。
- (1)腎性貧血 グルココルチコイド
- (2)赤芽球癆 シクロスポリン
- (3)巨赤芽球性貧血 エリスロポエチン
- (4)慢性炎症に伴う貧血 鉄 剤
- (5)自己免疫性溶血性貧血 ガンマグロブリン
正答 (2)
正答は (2)。赤芽球癆とシクロスポリンの組合せが正しいです。
赤芽球癆は、骨髄で赤血球の前段階の細胞(赤芽球)だけが著しく減り、貧血になる病気です。多くは免疫の仕組みが赤芽球の産生を抑えていると考えられ、シクロスポリンなどの免疫抑制療法が治療の中心です。胸腺腫に合併することがあり、その場合は胸腺腫の切除も考えます。
【ほかの選択肢(誤った組合せと、正しい治療)】
(1) 腎性貧血 ― グルココルチコイド 誤り
腎臓のエリスロポエチン産生が落ちるのが原因で、赤血球造血刺激因子製剤〈ESA〉やHIF-PH阻害薬で治療します
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(3) 巨赤芽球性貧血 ― エリスロポエチン 誤り
ビタミンB₁₂や葉酸の欠乏が原因で、それを補充します
(4) 慢性炎症に伴う貧血 ― 鉄剤 誤り
体内の鉄は足りているのに利用できない状態で(フェリチンは正常〜高値)、鉄剤は効きません。もとの病気を治療します
(5) 自己免疫性溶血性貧血 ― ガンマグロブリン 誤り
第一選択は副腎皮質ステロイドです
出典:2024年(令和6年) 医師国家試験 問6(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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