風車ブレーキと動力ブレーキに関する説明で次のうち正しいものはどれか。…
タービン発動機 第24問
風車ブレーキと動力ブレーキに関する説明で次のうち正しいものはどれか。
- (1)風車ブレーキ状態とは、ブレードの迎え角がピッチ角より大きい負の迎え角の場合をいう。
- (2)風車ブレーキ状態の急降下時には、プロペラに負のトルクが発生し、著しく危険な高回転速度に達する恐れがある。
- (3)動力ブレーキ状態とは、ラセン角がピッチ角より大きい負の迎え角の場合をいう。
- (4)動力ブレーキ状態はリバースともよばれ、プロペラに負のトルクが発生し、着陸低速時に飛行機のブレーキとして有効に働く。
正答 (2)
正答は (2)。正しいのはこれです。
風車ブレーキ状態は、前進角(ラセン角)がピッチ角(羽根角)より大きくなってブレードの迎え角が負になり、空気がプロペラを回す状態です。急降下でこの状態になると、プロペラに負のトルクが生じ(プロペラがエンジンを回す向き)、著しく危険な高回転速度に達するおそれがあります。
【ほかの選択肢】
(1) 負の迎え角になるのは「ラセン角がピッチ角より大きい」ときです。「迎え角がピッチ角より大きい」という比べ方ではありません 誤り
(3) ラセン角がピッチ角より大きい負の迎え角の状態は、風車ブレーキ状態です。動力ブレーキ状態の説明ではありません 誤り
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(4) 動力ブレーキ状態はリバースとも呼ばれ、着陸の低速時にブレーキとして働きますが、エンジンの動力でプロペラを回すので、トルクは正です。「負のトルク」ではありません 誤り
【まとめ】
風車ブレーキ 負の推力・負のトルク(空気がプロペラを回す。急降下での過回転に注意)
動力ブレーキ 負の推力・正のトルク(負の羽根角にしてエンジンで回す。リバース)
出典:令和2年3月期 航空従事者学科試験 一等航空整備士(飛行機) タービン発動機 問24(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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