高張力鋼の脆性破壊(遅れ破壊)に関する説明で次のうち誤っているものはどれか。…

機体 第24問

高張力鋼の脆性破壊(遅れ破壊)に関する説明で次のうち誤っているものはどれか。

正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。 遅れ破壊は、高張力鋼に静的な荷重がかかった状態で、しばらく時間がたってから、ほとんど塑性変形を伴わずに突然破壊する現象です。主な原因は鋼の中に入り込んだ水素による脆化(水素脆化)とされます。強度の高い鋼ほど遅れ破壊を起こしやすいので、「高い強度に調質すれば防げる」は逆です。 【ほかの選択肢】 (1) 鋼材中に水素が侵入して材質を脆くすることが原因です 正しい (2) 静荷重のもとで、外見上ほとんど塑性変形なしに突然破壊します 正しい (3) 小さな傷や腐食(応力が集中する所や、水素が入り込むきっかけ)でも原因になることがあります 正しい 【整備での注意】 めっき作業や酸洗いでは水素が入りやすいので、高強度の鋼の部品はめっき後にベーキング(加熱して水素を追い出す処理)を行います。

出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 一等航空整備士(飛行機) 機体 問24(国土交通省 公表)出典元ページ

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