放射霧が発生しやすい条件(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空気象 第8問

放射霧が発生しやすい条件(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)発生時間は夜間から早朝であること(b)発生の時の空は曇っていること(c)発生時、無風状態であること(d)発生時、地面近くの空気は乾燥していること

正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(a)の一つだけです。 放射霧は、夜間に地面が放射で冷え、それに接する空気が露点まで冷やされてできる霧です。 (a)正しい。夜間から早朝にかけて地面の放射冷却が進むので、発生しやすくなります。日が昇って地面が暖まると消えていきます。(b)誤り。空が曇っていると、雲が地面からの放射を吸収して返すので、地面が冷えにくくなります。発生しやすいのは晴れた夜です。(c)誤りとされます。発生しやすいのは、風の弱い(微風の)ときです。まったくの無風では、冷やされる空気が地面に接したごく薄い層にとどまり、露や霜ができても霧の層は育ちにくいとされます。ごく弱い風は、冷えた空気をかき混ぜて霧の層を厚くする助けになります。一方、風が強いと上空の暖かい空気と混ざり、地面付近の空気が十分に冷えません。(d)誤り。地面近くの空気が乾燥していると露点が低く、冷えても露点に達しにくいので、霧はできにくくなります。発生しやすいのは、地面近くの空気が湿っているときです。
解説の続きをみる続きを閉じる
【放射霧の起こりやすい条件】 晴れた夜(雲が少ない) 風が弱い(無風ではなく微風) 地面近くの空気が湿っている 夜が長い季節(秋から冬)、盆地や川沿い

出典:平成31年1月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問8(国土交通省 公表)出典元ページ

最終更新日

この回を通しで解く この分野を年度横断で解く

「航空気象」のほかの問題

  1. 平成31年3月期 第8問空気塊の断熱変化について誤りはどれか。
  2. 令和元年7月期 第12問温帯低気圧および気圧の谷に関する説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1
  3. 令和2年1月期 第12問寒冷前線通過後の一般的な気象現象(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~
  4. 令和3年3月期 第10問寒気団が暖かい地表面の上に移動した場合の特性(a)~(d)のうち、正しいものはいくつある
  5. 令和4年1月期 第6問理論的な風である地衡風について正しいものはどれか。
  6. 令和4年11月期 第7問気団の説明について誤りはどれか。

問題文・解答の修正依頼

スポンサーリンク