空気塊の断熱変化について誤りはどれか。…
航空気象 第8問
空気塊の断熱変化について誤りはどれか。
- (1)空気塊の移動に際して、外部との熱の出入りがまったくない変化を断熱変化という。
- (2)乾燥断熱減率は1℃/100mである。
- (3)湿潤断熱減率は乾燥断熱減率に比べて大きい。
- (4)大気が上昇して飽和に達する直前までの気温減率を乾燥断熱減率という。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。
湿潤断熱減率は乾燥断熱減率より「小さく」なります。飽和した空気が上昇して冷えると水蒸気が凝結し、そのとき放出される潜熱が空気を暖めるので、気温の下がり方がゆるやかになるためです。湿潤断熱減率は気温によって変わり、下層の暖かい空気ではおよそ0.4〜0.5℃/100m程度です。
【ほかの選択肢】
(1) 外部と熱のやり取りがまったくない変化が断熱変化です 正しい
(2) 乾燥断熱減率は約1℃/100m(約3℃/1,000ft)です 正しい
(4) 飽和する前の(乾燥した、または未飽和の)空気が上昇するときの気温減率が乾燥断熱減率です 正しい
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【大気の安定度とのつながり】
気温減率 > 乾燥断熱減率 絶対不安定
湿潤断熱減率 < 気温減率 < 乾燥断熱減率 条件付き不安定
気温減率 < 湿潤断熱減率 絶対安定
出典:平成31年3月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問8(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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