偏西風について誤りはどれか。…
航空気象 第6問
偏西風について誤りはどれか。
- (1)亜熱帯から高緯度の温帯の上層で幅広く吹く西風である。
- (2)その風速は、高さ9~13kmの圏界面付近で最大になる。
- (3)南北に蛇行しながら吹いており、この現象を偏西風の波動という。
- (4)下層で寒・暖気団の収束しやすくなっているところへ、上層に空気の発散を伴う偏西風の尾根が近づいたとき、低気圧が発生すると考えられている。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
温帯低気圧は、下層で寒気と暖気がぶつかって前線ができやすくなっている所へ、上層の偏西風の「気圧の谷(トラフ)」が近づいたときに発生・発達すると考えられています。気圧の谷の前面(東側)では上層で空気が発散し、それを補うように下層で収束と上昇気流が強まるためです。記述は「偏西風の尾根」としている点が誤りです。尾根の前面では上層で収束が起こり、下降気流の場になります。
【ほかの選択肢】
(1) 偏西風は、亜熱帯から高緯度の温帯にかけての上層で幅広く吹く西風です 正しい
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(2) 偏西風の風速は、高さ9〜13kmほどの圏界面付近で最大になり、その中心の強い流れがジェット気流です 正しい
(3) 偏西風は南北に蛇行しながら吹いており、これを偏西風の波動といいます 正しい
【上層の谷と地上の低気圧】
地上の低気圧が発達している間は、上層の気圧の谷が地上の低気圧の西側にあり、谷の軸は上空ほど西へ傾いています。
出典:令和元年7月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問6(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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