空電に関する説明(a)~(c)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(4)の中から選べ。…
航空工学(飛行機) 第18問
空電に関する説明(a)~(c)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(4)の中から選べ。(a)スタティック・ディスチャージャは避雷針の一種で、航空機への落雷を防止する。(b)機体に帯電した静電気がコロナ放電する際に無線機器に雑音を与える。(c)航空機の可動部分は、1カ所に帯電しないように全部接続されており、整型覆、動翼の一部などは、全体を機体に完全に接続し部分的な帯電を防止している。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)なし
正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(b)(c)の二つです。
(a)誤り。スタティック・ディスチャージャは、機体にたまった静電気を翼端や舵面の後縁から少しずつ大気へ逃がし、無線への雑音を減らすための装置です。避雷針ではなく、落雷を防ぐものでもありません。(b)正しい。機体に帯びた静電気がコロナ放電するとき、無線機器に雑音(空電)を与えます。(c)正しい。舵面などの可動部や整型覆などの部品は、ボンディング・ジャンパなどで機体と電気的につながれ、一部に電荷がたまらないようになっています。
【帯電の原因】
機体は、雨・雪・氷晶・砂じんなどの粒子にぶつかって帯電します(降水帯電)。電位差ができると放電し、無線の雑音やセントエルモの火の原因になります。
ボンディング 機体全体を同じ電位にする
ディスチャージャ たまった電荷を静かに放電させる
出典:令和2年11月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(飛行機) 問18(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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