シベリア高気圧に関する説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空気象 第15問

シベリア高気圧に関する説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)種類としては大陸性寒帯高気圧に分類されている。(b)背の低い寒冷な高気圧で、3kmくらいの上層では消えてしまう。(c)冬季のシベリア大陸は日射が弱く、大地の放熱が旺盛で、はなはだしく冷却する。このため地面付近の空気層も著しく低温となり、広範囲にわたり寒冷な空気の塊が形成される。(d)シベリア高気圧が発達すると、日本付近は連日季節風が吹き、日本列島の日本海側は雪、太平洋側は晴れが続く。

正答 (4)
正答は (4)。(a)〜(d)の四つとも正しい記述です。 (a)正しい。シベリア高気圧は、冬の大陸で冷え込んだ空気が集まってできる高気圧で、大陸性寒帯高気圧に分類されます。(b)正しい。地表付近の空気が冷えて重くなってできる寒冷な高気圧なので背が低く、3kmくらいの上空では高気圧としての形がはっきりしなくなります。(c)正しい。冬のシベリアは日射が弱く、地面からの放射冷却が強いので、地表付近の空気が著しく冷やされ、広い範囲に寒冷な空気の塊ができます。(d)正しい。シベリア高気圧が発達すると、西高東低の冬型の気圧配置になり、北西の季節風が吹き続けます。季節風が日本海で水蒸気を補給して山地にぶつかるため、日本海側は雪、太平洋側は乾いた晴天が続きます。 【冬型と飛行】 冬型の気圧配置では、日本海側の空港で降雪・低い雲・視程の悪化と着氷に、太平洋側では山越えの強い北西風による乱気流(山岳波)に注意が必要です。

出典:令和3年1月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問15(国土交通省 公表)出典元ページ

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