横風制限値が10 ktである航空機が、RWY35(磁方位350°)に着陸する際に、タワーから通報された次の地上風のうち、…
空中航法 第12問
横風制限値が10 ktである航空機が、RWY35(磁方位350°)に着陸する際に、タワーから通報された次の地上風のうち、制限値内となるものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(1)020° /16kt(2)290° /14kt(3)040° /11kt(4)320° /16kt
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (3)
正答は (3)。制限値内なのは三つです。
【横風成分の求め方】
横風成分 = 風速 × sin(風向と滑走路方位の差)
タワーの地上風は磁方位なので、滑走路の磁方位350°と比べます。
020°/16kt 差 020 − 350 + 360 = 30°
16 × sin30° = 16 × 0.5 = 8.0kt → 制限値内
290°/14kt 差 350 − 290 = 60°
14 × sin60° ≒ 14 × 0.87 ≒ 12.1kt → 10ktを超える
解説の続きをみる続きを閉じる
040°/11kt 差 040 − 350 + 360 = 50°
11 × sin50° ≒ 11 × 0.77 ≒ 8.4kt → 制限値内
320°/16kt 差 350 − 320 = 30°
16 × sin30° = 16 × 0.5 = 8.0kt → 制限値内
制限値内なのは、020°/16kt、040°/11kt、320°/16kt の三つです。
【目安の値】
sin30°=0.5 sin50°≒0.77 sin60°≒0.87
290°/14kt は風速が最も弱い方ですが、滑走路との角度が60°と大きいので、横風成分は最も大きくなります。020°や040°のように360°をまたぐときは、差の取り方に注意します。
出典:令和3年3月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 空中航法 問12(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
「空中航法」のほかの問題
- 令和2年11月期 第11問対地高度6,000 ftで飛行中、チェックポイントを真横下方45度に視認した。このときの
- 令和3年9月期 第13問RMIが下図のように表示されている。局からのラジアル290°のインバウンドに45°のカッ
- 令和4年5月期 第18問視覚と明暗に関する記述のうち誤りはどれか。
- 令和5年5月期 第13問次の換算値(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。
- 平成31年3月期 第13問IAS一定で飛行しているときのTASについて誤りはどれか。
- 令和元年11月期 第18問夜間飛行について誤りはどれか。
スポンサーリンク

