500hPa天気図の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空気象 第19問

500hPa天気図の説明(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)対流圏の中間層にあたり、非発散高度に近い。このため、大気の流れを調べるのに最適な等圧面であり、予報作業の基本的な高度である。(b)この高さにおける湿った暖気移流は雨の予報に利用され、下層ジェットの解析にも重要である。(c)対流圏上部を表す高度である。この高度は偏西風が最も強く現れ、ジェット気流の解析に好都合である。(d)地上では明瞭でない前線に伴う現象は、だいたい正常に現れるので、前線系の解析に最適である。

正答 (1)
正答は (1)。正しいのは(a)の一つだけです。 (a)正しい。500hPa面(高度約5,500m)は対流圏の中ほどにあり、収束も発散もほとんどない非発散高度に近い面です。大気の大きな流れ(トラフ・リッジ)をよく表すので、予報作業の基本となる天気図です。(b)誤り。湿った暖気移流を雨の予報に使い、下層ジェットを解析するのは、850hPaなどの下層の天気図です。(c)誤り。偏西風が最も強く、ジェット気流の解析に適しているのは、300hPa・250hPa・200hPaなどの上層の天気図です。500hPaは対流圏の中層です。(d)誤り。地上では明瞭でない前線に伴う現象がよく現れ、前線系の解析に適しているのは850hPa天気図です。
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【高層天気図の使い分け】 850hPa 前線、暖気・寒気の移流、湿り、下層ジェット 700hPa 上昇・下降流、湿りの分布 500hPa トラフ・リッジ、上空の寒気 300・250・200hPa ジェット気流、圏界面付近の風

出典:令和3年9月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問19(国土交通省 公表)出典元ページ

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