電源システムに関する記述で誤りはどれか。…
航空工学(飛行機) 第10問
電源システムに関する記述で誤りはどれか。
- (1)直流電源方式は、主としてプロペラ機に採用されている方式で、概ね小型機では14V系が、中型機では28V系が採用されている。
- (2)直流発電機では、エンジンの回転数が変化しても常に定格出力を保つためには、励磁電流を調整する電圧調整器が必要である。
- (3)整流型直流発電機(Alternator Rectifier)とは、エンジンに直結した不定周波3相交流発電機の出力を3相全波整流し、直流出力として取り出すものである。
- (4)固定周波数型の交流発電機では、回転数を一定に保つ必要があるため、エンジンと発電機の中間にスタティック・インバーターを設け、エンジンの回転数が変化しても発電機の回転数を一定に保つようにしている。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
固定周波数型の交流発電機では、エンジンの回転数が変わっても発電機の回転数を一定に保つため、エンジンと発電機の間に定速駆動装置(CSD:コンスタント・スピード・ドライブ)を置きます。発電機と一体にしたものは IDG(インテグレーテッド・ドライブ・ジェネレータ)と呼ばれます。スタティック・インバーターは直流を交流に変える装置で、回転数を一定に保つものではありません。
【ほかの選択肢】
(1) 直流電源方式は主にプロペラ機で使われ、小型機では14V系、中型機では28V系が多く採用されています 正しい
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(2) 直流発電機は回転数で出力電圧が変わるので、電圧調整器で励磁電流を調整して、定格の出力を保ちます 正しい
(3) 整流型直流発電機(オルタネータ・レクチファイア)は、エンジンに直結した不定周波の3相交流発電機の出力を3相全波整流して、直流として取り出すものです 正しい
【装置の働きの整理】
電圧調整器 …… 励磁電流を変えて電圧を一定に
CSD・IDG …… 発電機の回転数を一定にして周波数を一定に
整流器(レクチファイア) …… 交流を直流に
インバーター …… 直流を交流に
出典:令和3年9月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(飛行機) 問10(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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