ヒューマンファクターに関する記述について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

空中航法 第19問

ヒューマンファクターに関する記述について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)ヒューマンファクターは、人間の業務遂行能力を最適化し、ヒューマンエラーを減少させることを目的とした総合的な学術領域のことである。(b)ヒューマンファクターの概念モデルは、構成要素の頭文字をとってSHELモデルと呼ばれている。モデルの中心は人間であり、最も柔軟性のある要素ではあるが、最も不安定でもある。(c)人間が複雑なシステムの中で機能する時、その能力には自ずと限界があり、エラーを避けることができない。(d)SHELモデルは各ブロックが波形をしており、各インターフェース部分においてミスマッチが起こりうる。そのミスマッチは、ヒューマンエラーの要因になりうるとされている。

正答 (4)
正答は (4)。(a)〜(d)の四つとも正しい記述です。 (a)正しい。ヒューマンファクターは、人間の能力と限界を理解し、業務遂行能力を最適化してヒューマンエラーを減らすことを目的とした、さまざまな学問にまたがる領域です。(b)正しい。SHELモデルは、ソフトウェア(S)、ハードウェア(H)、環境(E)、人間(L:ライブウェア)の頭文字をとったものです。中心の人間は最も柔軟な要素ですが、体調や気分などで能力が変わりやすく、最も不安定な要素でもあります。(c)正しい。人間の能力には限界があり、複雑なシステムの中ではエラーを完全になくすことはできません。エラーが起きることを前提に、防ぐ・早く気付く・影響を小さくする仕組みを考えます。(d)正しい。SHELモデルでは各要素のブロックの縁が波形に描かれ、要素どうしの接点(インターフェース)がうまくかみ合わないミスマッチが、ヒューマンエラーの要因になりうることを表しています。
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【四つの接点】 L−S 人間と手順書・規則・チェックリスト L−H 人間と機器・計器・操縦装置 L−E 人間と環境(騒音・温度・照明など) L−L 人間どうし(乗員間の連携など)

出典:令和3年11月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 空中航法 問19(国土交通省 公表)出典元ページ

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