離陸性能についての記述で誤りはどれか。…
航空工学(飛行機) 第17問
離陸性能についての記述で誤りはどれか。
- (1)外気温度が高いほどエンジン出力が低下するため離陸距離は延びる。
- (2)気圧高度が高いほどTASは大きくなり離陸距離は短くなる。
- (3)フラップ角が大きいほど離陸滑走距離は短くなるが、浮揚後の上昇性能と加速性は低下する。
- (4)追い風の場合、対地速度が大きくなるので離陸距離は延びる。
正答 (2)
正答は (2)。これが誤りです。
気圧高度が高いほど空気の密度が小さくなり、同じ指示対気速度(揚力の得られる速度)で浮揚するにはTASを大きくしなければなりません。そのぶん大きな対地速度まで加速する必要があるうえ、エンジンの出力も下がるので、離陸距離は「長く」なります。「短くなる」は誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 外気温度が高いほど空気の密度が小さくなり、エンジン出力が低下するので離陸距離は延びます 正しい
(3) フラップ角が大きいほど低い速度で浮揚できて離陸滑走距離は短くなりますが、抗力が大きくなるので浮揚後の上昇性能と加速性は低下します 正しい
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(4) 追い風では、浮揚に必要な対気速度に達するまでの対地速度が大きくなるので、離陸距離は延びます 正しい
【離陸距離が延びる条件】
高い気圧高度・高い気温(密度高度が高い)
重い離陸重量
追い風
上り勾配の滑走路、滑走路面の状態が悪い(草地・雪など)
性能表では、これらの条件を組み合わせて離陸距離を求めます。
出典:令和3年11月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(飛行機) 問17(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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