航空交通の指示等に関する記述について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
航空法規等 第20問
航空交通の指示等に関する記述について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)航空機は、航空交通管制区又は航空交通管制圏においては、国土交通大臣が安全かつ円滑な航空交通の確保を考慮して、離陸若しくは着陸の順序、時機若しくは方法又は飛行の方法について与える指示に従つて航行しなければならない。(b)航空機は、航空交通管制圏に係る空港等からの離陸を行う場合は、国土交通大臣の指示を受けるため、国土交通省令で定めるところにより国土交通大臣に連絡した上、これを行わなければならない。(c)航空機は、気象状態の変化その他のやむを得ない事由により、航空交通の指示に違反して航行したときは、速やかにその旨を当該指示をした管制業務を行う機関に通報しなければならない。(d)航空機は、航空交通情報圏又は民間訓練試験空域において航行を行う場合は、当該空域に係る進入許可を得るため、国土交通省令で定めるところにより国土交通大臣に連絡した上、航行を行わなければならない。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(b)(c)の三つです。
(a)正しい。航空法第96条第1項の条文どおりです。管制区・管制圏などでは、国土交通大臣が与える離着陸の順序・時機・方法、飛行の方法についての指示に従って航行しなければなりません。(b)正しい。第96条第3項第1号により、管制圏に係る空港等からの離陸と、それに引き続く管制圏での上昇飛行を行う場合は、指示を受けるため国土交通大臣に連絡した上で行わなければなりません。(c)正しい。気象状態の変化などのやむを得ない事由で指示に違反して航行したときは、速やかにその旨を、指示をした管制業務を行う機関に通報しなければなりません(施行規則第201条)。(d)誤り。情報圏や民間訓練試験空域で航行するときに国土交通大臣に連絡するのは、その空域での他の航空機の航行に関する「情報を入手するため」です(第96条の2第1項)。進入の許可を得るためではありません。
【管制圏と情報圏の違い】
管制圏 指示を受けるための連絡、指示に従う(第96条)
情報圏 情報を入手するための連絡、情報を聴取する(第96条の2)
出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空法規等 問20(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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