地球の大気の組成について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空気象 第1問

地球の大気の組成について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)大気は混合気体であり、その成分は、厳密にいえば場所、日によって変化する。しかし、水蒸気を除いた乾燥空気の成分はほぼ一定の割合をなしている。(b)乾燥空気の成分の体積比は酸素が約78%、窒素が約21%、アルゴンは1%で、他の成分はごく少ない。(c)実際の下層大気では0~5%程度の水蒸気を含んでいる。これは温度により支配されることが大きく、場所、季節により大きく変化する。(d)大気中の水蒸気の大部分は対流圏に存在している。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(c)(d)の三つです。 (a)正しい。大気の成分は場所や日でわずかに変わりますが、水蒸気を除いた乾燥空気の組成は高度約80km付近までほぼ一定とみなせます。(b)誤り。窒素と酸素が入れ替わっています。乾燥空気の体積比は窒素が約78%、酸素が約21%、アルゴンが約0.9%で、残りはごくわずかです。(c)正しい。水蒸気の量は気温でほぼ上限が決まるため、場所や季節で大きく変わります。下層では体積でおよそ0〜数%の範囲です。(d)正しい。水蒸気は地表(とくに海面)から供給され、上空ほど気温が低く含める量が少ないので、大部分が対流圏、それも下層にあります。 【覚え方】 「窒素8割・酸素2割」。数字を入れ替えた選択肢がよく出ます。雲や降水などの天気現象が対流圏で起こるのは、水蒸気がここに集まっているからです。

出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問1(国土交通省 公表)出典元ページ

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