ピトー静圧系統に関する説明で誤りはどれか。…
航空工学(飛行機) 第2問
ピトー静圧系統に関する説明で誤りはどれか。
- (1)「 CAS 」とは、「 IAS 」 を位置誤差と器差に対して修正したものをいう。
- (2)位置誤差は、特に静圧孔の取り付け位置に関係する静圧誤差が主体である。
- (3)位置誤差は、飛行速度や機体重量の違いによる飛行姿勢の変化及び飛行形態(フラップ、着陸装置等)などにより変化する。
- (4)ピトー静圧系統が故障すると速度計のみに誤指示が発生する。
正答 (4)
正答は (4)。これが誤りです。
ピトー静圧系統は、ピトー管の全圧と静圧孔の静圧を計器に送る系統です。対気速度計は全圧と静圧の両方を、高度計と昇降計は静圧を使います。そのため故障の場所によって、速度計だけでなく高度計や昇降計にも誤指示が出ます。「速度計のみ」は誤りです。
ピトー管の詰まり → 対気速度計に影響
静圧孔の詰まり → 対気速度計・高度計・昇降計に影響
【ほかの選択肢】
(1) CAS(較正対気速度)は、IAS(指示対気速度)を位置誤差と器差について修正したものです 正しい
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(2) 位置誤差は、機体の周りの流れが静圧孔の取り付け位置の圧力を乱すことで生じ、静圧の誤差が主な原因です 正しい
(3) 位置誤差は、速度や重量による姿勢の違い、フラップや着陸装置などの形態によって変わります。飛行規程には形態ごとの補正表が載っています 正しい
【静圧孔が詰まったとき】
高度計は詰まったときの高度で止まり、昇降計はゼロを指したままになります。対気速度計は、上昇すると実際より小さく、降下すると大きく指示します。代替静圧源に切り換えて対処します。
出典:令和4年11月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(飛行機) 問2(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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