風力三角形についての記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

空中航法 第10問

風力三角形についての記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)THとTRの成す角度を偏流修正角WCAという。(b)THとTASの対気ベクトルとWD/WSの風ベクトルから、ベクトルの三角形の和として、TRとGSの対地ベクトルが求まる。(c)風向と風速が一定の場合、TASが遅くなるとDAは大きくなる。(d)DAは機体の大きさに比例し大きくなる。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(b)(c)の二つです。 (a)誤り。TH(真機首方位)とTR(真航跡)のなす角は偏流角(DA)です。偏流修正角(WCA)は、TC(真コース)とTHのなす角です。予定のコースどおりに飛んでいるときは、DAとWCAは同じ大きさになります。(b)正しい。THとTASの対気ベクトルに、WD/WSの風ベクトルをベクトルとして加えると、TRとGSの対地ベクトルが求まります。これが風力三角形です。(c)正しい。風向・風速が同じなら、TASが遅いほど風の影響が相対的に大きくなり、DAは大きくなります。(d)誤り。DAは風とTASの関係で決まり、機体の大きさには関係しません。
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【風力三角形の三つのベクトル】 対気ベクトル TH/TAS 風ベクトル  WD/WS 対地ベクトル TR/GS 二つが分かれば残りの一つが求まります。横風成分 ÷ TAS の値が大きいほど偏流が大きくなります(1-in-60 の考え方で、横風20kt・TAS120ktなら約10°)。

出典:令和5年1月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 空中航法 問10(国土交通省 公表)出典元ページ

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