空港進入前に入手したQNH 29.97 inHgに対し、誤って29.79 inHgの値を気圧高度計にセットし場周経路に進…
空中航法 第14問
空港進入前に入手したQNH 29.97 inHgに対し、誤って29.79 inHgの値を気圧高度計にセットし場周経路に進入した。場周経路下の標高が100 ftのところを、計器高度1,100 ftで飛行した場合、場周経路下の標高からの対地高度に最も近いものはどれか。
- (1)820 ft
- (2)1,020 ft
- (3)1,180 ft
- (4)1,380 ft
正答 (3)
正答は (3)。約1,180ftです。
【誤差の大きさ】
正しいQNHより低い値をセットすると、高度計は実際より低く示します。
正しい値 − セットした値 = 29.97 − 29.79 = 0.18inHg
1inHg ≒ 1,000ft なので
0.18inHg ≒ 180ft(高度計が低く示す分)
【実際の高度】
真高度(平均海面上) ≒ 1,100 + 180 = 1,280ft
対地高度 = 1,280 − 100 = 1,180ft
【ほかの選択肢】
(1) 820ftは、誤差の向きを逆にした値(1,100 − 180 − 100)です 誤り
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(2) 1,020ftは、上の計算と合いません 誤り
(4) 1,380ftは、標高を引かずに足した値(1,100 + 180 + 100)です 誤り
【覚え方】
「低い値をセットすると、高度計も低く示す(実際は高い)」。逆に高い値をセットすると、実際の高度は指示より低くなり、地面に近づく危ない側の誤りになります。29.97と29.79のような数字の入れ替えに注意します。
出典:令和4年3月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 空中航法 問14(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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