プロペラ・ブレードの遠心力によるねじりモーメントの作用で正しいものはどれか。…
航空工学(飛行機) 第14問
プロペラ・ブレードの遠心力によるねじりモーメントの作用で正しいものはどれか。
- (1)ブレードを高ピッチの方向に回そうとする。
- (2)ブレードを低ピッチの方向に回そうとする。
- (3)ハブから引き抜く方向に働く。
- (4)フラッタをひき起こす。
正答 (2)
正答は (2)。ブレードを低ピッチの方向に回そうとします。
回転しているブレードの各部には遠心力がかかります。ブレードの前縁側と後縁側の質量は、遠心力で回転面に近づこうとし、その結果ブレードを平らにする(ピッチを小さくする)向きのねじりモーメントが生じます。これを遠心ねじりモーメントといいます。
【ほかの選択肢】
(1) 高ピッチの方向に回そうとするのは、空気力によるねじり
モーメントです(風圧中心が回転軸より前にあるため) 誤り
(3) ハブから引き抜く方向の力は遠心力そのもので、ねじり
モーメントではありません 誤り
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(4) フラッタは空気力と弾性・慣性の連成で起こる振動で、
遠心ねじりモーメントの作用ではありません 誤り
【ピッチ変更機構との関係】
遠心ねじりモーメントは空気力のねじりモーメントより大きいので、ブレードは全体として低ピッチの方へ回ろうとします。定速プロペラでは、カウンタ・ウエイトや油圧でこれに対抗してピッチを変えます。
出典:令和5年5月期 航空従事者学科試験 事業用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(飛行機) 問14(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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