翼面積18 ㎡、最大翼面荷重33 kg/㎡、失速速度が60 km/hの滑空機がバンク60度で水平旋回する場合の失速速度で…
航空工学 第14問
翼面積18 ㎡、最大翼面荷重33 kg/㎡、失速速度が60 km/hの滑空機がバンク60度で水平旋回する場合の失速速度で最も近いものは次のうちどれか。
- (1)60km/h
- (2)72km/h
- (3)85km/h
- (4)110km/h
正答 (3)
正答は (3)。バンク60度の水平旋回では荷重倍数が2になり、失速速度は √2 倍の約85km/hになります。
水平旋回の荷重倍数 n は 1÷cos(バンク角)で、cos60° = 0.5 なので n = 2 です。失速速度は荷重倍数の平方根に比例して大きくなります。60 × √2 = 60 × 1.414 ≒ 84.9 km/h → 約85 km/h翼面積と翼面荷重は、この計算には使いません。
【ほかの選択肢】
(1) 60km/h は直線飛行の失速速度のままなので 誤り
(2) 72km/h は60km/h の1.2倍で、√2 倍に足りないので 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(4) 110km/h は60km/h の約1.83倍で、√2 倍より大きすぎるので 誤り
【覚え方】
バンク60度は「荷重2倍、失速速度は約1.4倍」。荷重倍数そのもの(2倍)を掛けないように注意します。
出典:令和2年7月期 航空従事者学科試験 自家用操縦士(滑空機) 航空工学 問14(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
「航空工学」のほかの問題
- 令和2年3月期 第12問水バラストを搭載したときの滑空性能について正しいものはどれか。
- 令和3年3月期 第11問主翼に上反角をつける目的として正しいものはどれか。
- 令和4年3月期 第10問次の性能曲線で表される性能を持った滑空機の最良滑空速度で正しいものはどれか。
- 令和5年3月期 第8問フラップに関する特徴について誤りはどれか。
- 平成31年3月期 第12問水バラストを搭載したときの滑空性能について正しいものはどれか。
- 令和元年11月期 第1問標準大気に関する記述で誤りはどれか。
スポンサーリンク

