沈降性逆転について正しいものはどれか。…
航空気象 第10問
沈降性逆転について正しいものはどれか。
- (1)内陸部では、風の弱い晴天時に夜間の放射冷却により逆転層が形成される。
- (2)安定した気層が下降することにより、上空に逆転層が形成される。
- (3)寒気の上に暖気の移流がある場合に逆転層が形成される。
- (4)大気の乱れの強い空気層があり、その上に乱れの弱い空気層がある場合、乱れの弱い層との間に逆転層が形成される。
正答 (2)
正答は (2)。沈降性逆転は、高気圧の中などで空気の層がゆっくり下降し、断熱圧縮で暖まってできる上空の逆転層です。
下降する空気は圧縮されて乾燥断熱的に昇温します。層の上の方ほど大きく下降して暖まるので、上空に気温が高さとともに上がる逆転層ができます。雲や煙がこの層の下にたまり、もやの上面がはっきり見えることがあります。
【ほかの選択肢】
(1) 夜間の放射冷却でできるのは接地逆転(放射性逆転)です 誤り
(3) 寒気の上に暖気が入ってできるのは前線性・移流性の逆転です 誤り
(4) 乱れの強い層の上にできるのは乱流性逆転です 誤り
【覚え方】
「沈降=高気圧の下降気流=上空の逆転」です。
出典:令和4年7月期 航空従事者学科試験 自家用操縦士(滑空機) 航空気象 問10(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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