定針儀(Directional Gyro)に関する記述で誤りはどれか。…
航空工学(回転翼) 第19問
定針儀(Directional Gyro)に関する記述で誤りはどれか。
- (1)飛行中の航空機の方位を表示する指示器である。
- (2)地球の自転によるドリフトのため、その指示に狂いを生じる。
- (3)地球の自転によるドリフトは1時間に30°である。
- (4)地球の自転によるドリフトは磁気コンパスの方位を基準として修正する。
正答 (3)
正答は (3)。地球の自転による見かけのドリフトは1時間に最大15°(15°×sin緯度)で、30°ではないので、これが誤りです。
定針儀はジャイロの剛性を利用して機首方位を示します。ジャイロは空間に対して向きを保つので、地球が回ると見かけ上ずれていきます。その量は1時間あたり15°×sin(緯度)で、北緯35°では15°×0.57≒8.6°です。軸受の摩擦などによるずれもあるため、水平直線飛行中に磁気コンパスと合わせて修正します。
【ほかの選択肢】
(1) 機首方位を表示する計器なので 正しい
(2) 地球の自転による見かけのずれで指示が狂うので 正しい
(4) 磁気コンパスの方位を基準に合わせ直すので 正しい
出典:令和2年11月期 航空従事者学科試験 自家用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(回転翼) 問19(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
「航空工学(回転翼)」のほかの問題
- 令和3年3月期 第20問次の条件で重心位置が最も近い値はどれか。
- 令和4年3月期 第20問次の条件で重心位置が最も近い値はどれか。
- 令和5年3月期 第17問ベーパ・ロック現象の記述で正しいものはどれか。
- 平成31年3月期 第13問テール・ロータの効力の喪失(LTE)に陥りやすい飛行状態の記述で誤りはどれか。
- 令和元年7月期 第17問静圧を利用する計器で誤りはどれか。
- 令和2年3月期 第5問単発のヘリコプタにおける高度-速度包囲線図(H-V線図)に関する記述で誤りはどれか。
スポンサーリンク

