燃料系統に関する記述で誤りはどれか。…
航空工学(飛行機) 第14問
燃料系統に関する記述で誤りはどれか。
- (1)多発機は各エンジンに対応した燃料タンクが配備されており、いずれのタンクからいずれのエンジンへも燃料を供給できる機構をクロス・フィードという。
- (2)気化器を使用しているピストン・エンジンを起動させるとき、気化器の機能が十分でないため、シリンダ内に直接燃料を噴射する機構をプライマ系統という。
- (3)小型単発高翼機の重力式燃料供給方式は、左右両タンクから同時に燃料をエンジンに供給することができる。
- (4)小型単発低翼機のポンプ式燃料供給方式は、左右両タンクから同時に燃料をエンジンに供給することができる。
正答 (4)
正答は (4)。小型単発低翼機のポンプ式では、左右どちらか一方のタンクを選んで供給するのが普通なので誤りです。
低翼機ではタンクがエンジンより低いため、ポンプで吸い上げます。両方から同時に吸うと、片方が空になったとき空気を吸い込むおそれがあるので、燃料選択弁は「LEFT・RIGHT・OFF」となっています。
【ほかの選択肢】
(1) どのタンクからどのエンジンへも送れる機構をクロス・フィードというので 正しい
(2) 始動時にシリンダへ直接燃料を噴射するのがプライマ系統なので 正しい
(3) 高翼機の重力式は「BOTH」で左右から同時に送れるので 正しい
【比べ方】
高翼・重力式 BOTHで両タンクから同時に
低翼・ポンプ式 片方ずつ選んで、時間で切り替え
出典:令和4年11月期 航空従事者学科試験 自家用操縦士(飛行機・回転翼) 航空工学(飛行機) 問14(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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