初期突風について誤りはどれか。…
航空気象 第15問
初期突風について誤りはどれか。
- (1)雷雲が襲来する直前、地上と地上付近におこる風向・風速の急変である。
- (2)雷雲の中の下降流が地面に達し、地表で水平方向に流れを変え四方に吹き出したものである。
- (3)風向の変化は180°も変わることがあり、風速も強烈で50~60ktを超えることがある。
- (4)下降流は雷雲からの降水が蒸発することによる周囲の空気の昇温と、大粒の雨が周囲の空気を引きずることで起こる熱い気流である。
正答 (4)
正答は (4)。雷雲の下降流は、雨の蒸発で空気が冷やされ、雨粒が空気を引きずって起こる「冷たい」気流です。
降水が落ちながら蒸発すると周りの空気から熱を奪い、冷えて重くなった空気が下降します。これが地面に当たって四方に広がったものが初期突風(ガストフロント)です。「昇温」「熱い気流」が誤りです。
【ほかの選択肢】
(1) 雷雲が来る直前に、地上付近で風向・風速が急変する現象です 正しい
(2) 雷雲の下降流が地面に達し、水平に向きを変えて四方に吹き出したものです 正しい
(3) 風向が180°変わることもあり、風速は50~60ktを超えることがあります 正しい
【覚え方】
初期突風が来ると、風が急変し、気温が下がり、気圧が上がります。離着陸時のウインドシアーの原因になります。
出典:令和5年3月期 航空従事者学科試験 自家用操縦士(飛行機・回転翼) 航空気象 問15(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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