ニッケル・カドミウム蓄電池の特性(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…

航空工学 第15問

ニッケル・カドミウム蓄電池の特性(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)蓄電池の電解液は水酸化カリウム溶液で、完全充電したときの比重は1.25~1.30であり、放電するにつれて比重が下がる。(b)低温特性がよく、同じ容量の鉛蓄電池に比べ低温時でも大電流で放電できる。(c)電解液温度が高くなると熱暴走現象を起こす可能性がある。(d)振動の激しい場所でも使用でき、腐食性ガスをほとんど出さない。

正答 (3)
正答は (3)。ニッカド電池の電解液は放電しても比重がほとんど変わらないので、(a)だけが誤りで正しいのは三つです。 (a)誤り。電解液は水酸化カリウム溶液で比重は約1.24〜1.30ですが、電解液は充放電の反応にほとんど加わらないので、放電しても比重は下がりません。比重で充電状態が分かるのは鉛蓄電池です。(b)正しい。低温特性がよく、同じ容量の鉛蓄電池より低温でも大電流で放電できます。(c)正しい。電解液の温度が上がると内部抵抗が下がって充電電流が増え、さらに温度が上がる熱暴走を起こすことがあります。(d)正しい。振動の激しい所でも使え、腐食性のガスをほとんど出しません。 【覚え方】 鉛蓄電池は「硫酸・比重で充電状態」、ニッカドは「水酸化カリウム・比重は変わらない・熱暴走に注意」です。

出典:令和2年11月期 航空従事者学科試験 准定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問15(国土交通省 公表)出典元ページ

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