耐空性審査要領で耐空類別が飛行機輸送Tに適用される動力装置の定義で誤りはどれか。…
航空工学 第6問
耐空性審査要領で耐空類別が飛行機輸送Tに適用される動力装置の定義で誤りはどれか。
- (1)タービン発動機の「離陸出力」とは、各規定高度及び各規定大気温度において、離陸時に常用可能な発動機ロータ軸最大回転速度及び最高ガス温度で得られる静止状態における軸出力であって、その連続使用が発動機仕様書に記載された時間に制限されるものをいう。
- (2)タービン発動機の「離陸推力」とは、各規定高度及び各規定大気温度において、離陸時に常用可能な発動機ロータ軸最大回転速度及び最高ガス温度で得られる静止状態におけるジェット推力であって、その連続使用が発動機仕様書に記載された時間に制限されるものをいう。
- (3)タービン発動機の「1発動機不作動時の10分間出力定格」とは、各規定高度及び各規定大気温度において、1発動機故障又は停止後の飛行を継続するために許容される軸出力であって、その使用が10分以内に制限されるものをいう。
- (4)「緩速推力」とは、発動機の出力制御レバーを固定しうる最小推力位置に置いたときに得られるジェット推力をいう。
正答 (3)
正答は (3)。「1発動機不作動時の10分間出力定格」は、飛行機輸送Tの動力装置の定義には見当たらない名前とされ、これが誤りです。
(1)(2)(4) は、耐空性審査要領の離陸出力・離陸推力・緩速推力の定義どおりです。(3) の名前と時間の定格は、飛行機輸送Tに当てはまる動力装置の定義には挙げられていないとされます。
【ほかの選択肢】
(1) 静止状態で離陸時に常用可能な最大回転速度と最高ガス温度で得られる軸出力で、使用時間が制限されるものが離陸出力なので 正しい
(2) 同じ条件で得られるジェット推力が離陸推力なので 正しい
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(4) 出力制御レバーを固定できる最小推力の位置で得られる推力が緩速推力なので 正しい
【見分け方】
「出力」は軸出力(プロペラ・ローター)、「推力」はジェット推力です。定義の名前と中身の組み合わせを確かめます。
出典:令和3年5月期 航空従事者学科試験 准定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問6(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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