地域福祉において,19 世紀後半に始まった,貧困地域に住み込んで実態調査を行いながら住民への教育や生活上の援助を行ったも…

社会の理解 第9問

地域福祉において,19 世紀後半に始まった,貧困地域に住み込んで実態調査を行いながら住民への教育や生活上の援助を行ったものとして,最も適切なものを1 つ選びなさい。

正答 (5)
正答は (5)。正しいのはこれです。 セツルメントは、19世紀後半のイギリスで始まった活動で、大学関係者などの知識人が貧困地域に住み込み(セツル=定住する)、住民と生活を共にしながら実態を調べ、教育や生活上の援助を行いました。ロンドンのトインビー・ホール(1884年)が始まりとされ、アメリカではジェーン・アダムズのハル・ハウスが知られています。日本でも明治期以降に各地で行われました。地域福祉や社会福祉援助の源流の一つです。 【ほかの選択肢】 (1) 世界保健機関(WHO) 1948年に設立された国際連合の専門機関です 誤り
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(2) 福祉事務所 社会福祉法に基づく、日本の行政機関です 誤り (3) 地域包括支援センター 2005年の介護保険法改正で創設された、日本の機関です 誤り (4) 生活協同組合 消費者が出資して運営する協同組合で、住み込みの援助活動ではありません 誤り 【関連する知識】 同じ19世紀後半のイギリスで始まった慈善組織協会(COS)は、慈善活動を組織化し、個別訪問による調査を行ったもので、ケースワークや地域の組織化の源流とされます。セツルメントと区別しておきましょう。

出典:介護福祉士国家試験 第36回(令和5年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ

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